クリスマスイベント♪

25日!
「(今日はクリスマス!こんな時カレシがいたら、さぞかし素敵な1日になるんだろうけど・・・。)」
ピンポーン
来るかな来るかな(゜∀゜)
「ヒトミ!今日の予定はあいてるか!?」
お兄ちゃんキターーーーー(゜∀゜)ーーーー!!!
「お兄ちゃん?い、いきなりどうしたの」
「今日はクリスマスだし、お兄ちゃんと一緒にメシでも食わないか?」
選択肢!
・「そうしよっか」
・「ごめん、また今度ね」

一緒に過ごす過ごすーーー!!!
「うんいいよ、あいてるし」
「そ、そうか、あいてるのか!」
お兄ちゃん嬉しそうw
「もしかしてクリスマスの約束するような相手が出来ちゃったのかって、兄ちゃん心配だったんだけど。いや〜、本当に安心したよ」
「(・・・っていうか、そこまで安心するの、失礼じゃない?お兄ちゃん・・・。)」
「ところでさ、今日なんだけど、兄ちゃんと家で正統派クリスマスしよう?」
「せ、正統派クリスマス?」
「うん・・・兄ちゃん考えたんだけどな・・・こうやって、ヒトミと2人でのんびりクリスマスできるの、最後かもしれないだろ?」
「え・・・・最後って・・・なんで?」
「お前もどんどん大人になって彼氏が出来たりしたら、クリスマスに一緒にいられなくなるだろ?」
「お兄ちゃん・・・」
なんか寂しい〜。゜(゜´Д`゜)゜。
「だから今年は、昔みたいに楽しみたいんだよ・・・ダメか?」
「ううん・・・そんな事、ない。(『最後』かもしれない、か・・・・それは当然の事で、だからお兄ちゃんも、あんまり私に構わないでよ、なんて平気で口にしてたけど・・・・。いざ、お兄ちゃんの口からその言葉を聞いたら、すごく・・・怖くて、不安になる)」
「・・・・・・?」
「う、ううん、なんでもない!そういうことなら私も賛成、懐かしのクリスマス、思いっきりたのしもうよ!」
「ああ、そうだな。じゃあまずは、買出しに行こうか」
「あ、ちょっと支度してきてもいい?」
「もちろん。じゃ、リビングにいるからな」
「わかった」
支度〜〜♪お兄ちゃんに渡すプレゼントを選びます。

以前買っておいた【ふかふか枕】
ビンボ〜だったので!wこれ安いからいいよね(笑
「お待たせ」
「よし、じゃあ行くか」
「何見るの?」
「・・・ツリーの飾りはどうだ?」
「うん」
ってな感じでお兄ちゃんと飾りをいろいろ購入しまひた♪


〜自宅にて〜


「さ〜て、やりますか!(お兄ちゃんが押入れから引っ張りだしてきたツリーは、もともとうちの実家にあった物。かなり大きくて、よっこらしょ、っと部屋に置くと、天井ギリギリまであるんだ、これ・・・)」
すごーい(*´∀`*)
「お兄ちゃん、この電飾ってどのくらいの幅でつけたほうがいいの?」
「あ、そういうのは兄ちゃんが後でつけるから、ヒトミは危ないから下のほうを飾ってなさい」
命令口調がまた萌える(*´Д`*)
「はーい」
「そしたら、兄ちゃんは食事の用意するから、もうちょっと待ってろよ?」
「やった!」
料理の上手なお兄ちゃん・・・イイナァ。
「そういえば、お兄ちゃんって誰に料理習ったの?」
「まぁ、基本的には母さんからだけど、一番はヒトミからかな」
「え?私別に何もお兄ちゃんに教えて事なんてないよ?」
「小さい頃、俺が母さんの見よう見まねで作った料理に対して、うまくなかったら食ってくれなかっただろ?それで、『ああ、これは失敗したんだ』って気がついて、また同じ失敗をしないように練習したんだ。だから、そういう意味ではヒトミが師匠になるかもな、はは」
「・・・・・・なんか、結構複雑な気分」


〜お食事タイム〜


「は〜、おなかいっぱいだね〜・・・・・・」
「そうだな、ちょっとのんびりするか。そうだ・・・ほら、ヒトミ。兄ちゃんからのクリスマスプレゼント」
「うわ〜、ありがと!」
「ヒトミはもう、サンタを信じるほど、子供じゃないと思うけど・・・兄ちゃんは、いつまでもこうやっておまえにプレゼントを渡せる、サンタでいられればいいな」
「・・・お兄ちゃん。もう・・・あ、開けても、いい?」
ガサガサッ
中を見る主人公。
「あ・・・綺麗・・・こ、これって?(シルバーのリングだ・・・)」
「女の子はさ、十代のうちにシルバーの指輪をもらうと、幸せになるって言うだろ?だから、いつかヒトミに買ってやりたいって思ってたんだ」
「・・・・・・ありがと・・・・・でもね、お兄ちゃん。その話って、確か続きがあったと思うんだけど・・・・。
「・・・・・・?」
「あ、あのね、たしかに十代のうちに、シルバーのリングをもらえると幸せになるって言うけど・・・それ、リングをプレゼントしてくれた人以外の誰かと、幸せになるって言う・・・」
・・・・Σ( ̄□ ̄)
「・・・ええっ!?そ、そうなのか!?やっぱりそれ返せ、ヒトミっ!」
動揺するお兄ちゃん(笑
「な、なんでよ!?お兄ちゃん的にはちょうどいい意味じゃないっっ!せっかくもらったのに返さないよ〜〜っっ」
「い、いや、そりゃまあそうなんだろうけど・・・けどさ・・・何か複雑だな・・・」
「(お兄ちゃん・・・そんなに落ち込まなくても・・・)」
「あ、そうだ!ちょっと待ってろ?」
「う、うん・・・」
「ほら、これを使えばいい」
「これ・・・ペンダント用のチェーン?」
「ああ、以前、母さんがいらないっていってなぜか俺にくれたんだよ。あんまり意味ないかもしれないけど、リングじゃなくてこうやってペンダントにしちゃえばいいんだよ。そしたら、他の人と幸せになるっていう効力も、ちょっとくらいは減るだろ?きっと」
兄としてそれはいいのですかっ!!!w
選択肢〜
・「もう・・・しょうがないな」
・「ありがとう・・・嬉しいよ」

下(*´∀`)ノぽちっとな。
「・・・ありがとう・・・嬉しいよ、すごく。ずっとつけてるね・・・大事にするから」
「じゃあ、お兄ちゃんがつけてやるよ」
「・・・あ、ありがと・・・」
主人公顔が赤い(´∀`)ニヤニヤ
「・・・はい、できたぞ」
「なんか・・・随分手際がいいね、慣れてるカンジ・・・もしかして、お兄ちゃん、よく誰かにつけてあげてたんじゃ・・・」
「ないない!ヒトミの勘違いだって!」
「・・・ホントに〜?」
「兄ちゃんがお前のほかにつけてやるヤツなんていないだろ?」
「・・・うん」
「・・・・・・似合ってるよ」
「・・・・・・ありがと」
らぶらぶなんですがっ!(鼻血)
BGMが消えてシ〜〜ンとなり、お兄ちゃんが真剣な感じに!!
「・・・あのさ・・・・」
「う、うん・・・(どうしてか、声が震える。なんだか心臓がおかしくなって、すごい勢いでドキドキ言ってるのがわかる。ど、どうしよう。なんでこんなに緊張してるの?私。あ、相手はお兄ちゃんなのに・・・。どうしていいのか分からないくらい、ドキドキが強くなって・・・。きっとお兄ちゃんにも伝わっちゃう、そう思うともう早く逃げ出したくて。)」
こっちこそドキドキだ!!(゜∀゜)早く告ってしまえ!w
「あ・・・な、なんでもないんだ・・・ごめんな・・・」
orz
「う、ううん・・・・(なんか、変な空気だな・・・・。)」
ここで再びBGMが流れだす。いい感じだったのにーーーっ。
「えっと・・・楽しいクリスマス・・・ありがとうね(今年のクリスマスは、お兄ちゃんと一緒でもいつもとちょっと違う、特別な日になった気がする。来年はどうしてるかはわからないけど・・・いつまでもこんな2人の時間が続くといいな・・。)」
こうして2人のクリスマスは終わってゆきました〜★